古きよきものを使い続ける・リノベーションのススメ
2010年06月19日
梅雨に入りジメジメとした日が続きますね。
今日は目にも涼しげな素敵な邸宅をご紹介します。
いらっしゃったことのある方も多いとおもいますが、
イタリアのヴェネチアにあるペギー・グッケンハイム美術館です。

ヴェネチアの街並み。
車の乗り入れが規制されており、観光は歩きか、
ヴァポレットと呼ばれる水上バスか、有名なゴンドラをチャーターするなど
して移動します。
ゴンドリエーラはイケメン揃い♪
そして人気職種でかなりの高給取りらしいです。(余談ですが)
貧乏旅行の私はヴァポレットに乗って一番奥にある
サルーテ地区という閑静なエリアへ。

路地を進むと奥に入り口が現れます。
この奥ゆかしさ、時間をかけて緑で覆いつくされた壁。
とても素敵です。
ペギー・グッゲンハイムさん(NYのグッゲンハイム美術館の、ソロモン・グッゲンハイム
氏の姪にあたる方だそうです)の邸宅として使われていたお屋敷が、
そのまま彼女のコレクションを展示する美術館として残されています。
中へ入ると、瀟洒な中庭が現れます。
残念ながら写真がないので、スケッチからご想像ください^^;

旅へ出ると、トラベラーズノートを持ち歩いてチケットやスケッチを
残しています(ヘタですが)。
写真よりそのときの記憶が鮮明によみがえってきたりするものです。
コレクションは
ピカソ、ミロ、ダリ、カルダーなど見ごたえ充分です。
ペギー女史が暮らしていた頃の写真などの展示もあり、
特にカルダーの銀細工を施したベッドヘッドのある寝室は
とても素晴らしかったです。
建物は大運河から直接アプローチできるようになっています。
贅沢ですね~

もちろんお部屋のいたるところから運河が望めます。
こんなロマンチックな町並みが家でゆったり味わえるなんて、
これこそ本当に贅沢です。
趣味の良い家でお気に入りのアートに囲まれて過ごしたペギーさんの暮らしに
憧れちゃいます。
良いものは時間を越えて良いものなんですね。

次は、
同じサルーテ地区にある、プンタ・デラ・ドガーナをご紹介します。
ちょうど先週、「情熱大陸」でも紹介されていました!
ベネチアの中心部サンマルコ広場の対岸、二つの運河に挟まれた島の先端にあります。
15世紀に税関として建てられ、17世紀に現在の姿になり、「海の税関」と呼ばれています。
ベネチア市は、倉庫や事務所として使われていたこの建物を現代美術の美術館として再生しようと
コンペを行い、安藤忠雄さんの案が選ばれ、2009年に完成。
古い素材と新しい素材との調和に果敢にチャレンジした作品で、
まず仕切り壁をすべて撤去し、あらわになったれんがの壁や三角形に組まれた木の屋根を修復。
イタリアには古材バンクがあり、同じように古びた材料を使うことで、風合いを損なわずに直すことができるのだそう。
